福岡市博物館の特別展
神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の 『驚異の世界展』 を観に行ってきました。
ルドルフ2世…政治よりも芸術や学問への興味が強い方だったらしく、
絵画や天文学、それから錬金術までその当時のありとあらゆる最先端を
網羅しているコレクションで、観ていてもワクワクしました。
ガリレオの地動説がまだ異端であった時代だと思いますが、
天文学の書物や天体図、天体望遠鏡はその当時の常識とされていた
天動説の矛盾を追及しようとしていたのではないのでしょうか。
また、普通の鉱物から金を作り出そうとする “錬金術”
成功することはありませんでしたが、その過程で硫酸などの物質が
発見されており、後世への恩恵となっています。
四季の果物や野菜でつくられた顔
特別展示の俳優で芸人の片桐仁さんの作品
野菜や果物で合成された私の顔
夕方に博多に着いてから、KITTEで食事をしました。
眼下に博多駅前のイルミネーション
“知りたい” と思う人間の探求心を感じた一日でした。